ワンちゃん、ネコちゃんが見えているか、見えていないか?
慣れた環境で過ごしていると
本当に見えなく(もしくは見えづらく)なるまで
周りからは気づきにくいことがあります。
特に片眼だけが見えなくなっていた場合などは、
ほとんど変わりのない生活をしてしまうため、
注意深く観察しないと見過ごしてしまう場合があります。
見えているかの判断には病院での眼科検査を受けていただきたいですが、
普段ご自宅で試してもらえる方法をご紹介できればと思います。
まず観察していただきたいのは、
・ ぶつかることはないか?
・ 暗い場所で動きが悪くなることはないか?
・ 知らない場所で動かなくなることはないか?
などの症状がないか見てあげてください。
進行する視力低下の初期の段階では
暗い場所での見にくさが出るものがあります。
また病院で行う検査の中で、簡易に行える検査として以下のようなものがあります。
威嚇瞬き反応
眼に物が近づくことで、眼をつぶる反応をみます。
実際には風を起こさないように手を近づけてみて反応をみます。
眩目反射
強い光を眼に当てることで、眩しいと感じて瞬きをする反射をみます。
瞳孔対光反射
眼に光が入ることで、瞳孔が縮まる反射をみます。
どの検査も、見えている、もしくは光を感じていることの確認となります。
見にくくなる眼の病気には、進行するもの、反対眼にも出てくるもの、
また、全身の病気から出てくるものなどもありますので
何か気づかれることがあれば一度ご相談ください。