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木曜午後、大晦日の午後、1月1・2・3日

眼科通信② ~流れる涙について~

こんにちは、獣医師の福永です。
更新がすっかり遅くなっており申し訳ございませんたらーっ(汗)

今回も眼目についてお話します。

眼のまわりのトラブルも様々ですが、
そのひとつに「流涙症」があります。
すなわち涙目、涙が目頭から溢れている状態もうやだ〜(悲しい顔)です。
CIMG5698.JPG
原因としては主に、
①涙の量自体が増えている。
②涙の量は普通だが、眼の上に残らず流れてしまっている。
ことが考えられます。

①の場合は眼球の病気や、逆まつげなどのまぶたの病気が考えられ、
充血やしょぼつきなどの症状ふらふらを伴うことが多くなります。
この場合はそれぞれの原因に見合った治療、目薬が必要となります病院

②の場合には眼球とまぶたの大きさのバランスの問題(主に幼い子や老齢の子)や、涙の質の問題などが考えられます。

涙は単純な水ではなく、img134.jpg
粘液と油分を伴った
3層の涙の層を作ります。
正常では、作られた涙は
しばらく眼の表面に留まっていますが
このうち一番表面で膜を張ってる
油分が足りなくなると
真ん中の水の部分が
流れていってしまい、
流涙症を起こします。
この症状の中には
「マイボーム腺機能不全症」とよばれる
涙のうちの油分を出す分泌腺(マイボーム腺)が詰まってしまう病気があります。
この病気は流涙症となる子の中でも多い病気とされ、
詰まりを取り除いたり、炎症・感染を抑える治療で
涙が改善する事が多い病気です。

以前より涙が多い、最近涙が多くなってきた、など涙のトラブルがある子は
一度マイボーム腺のお掃除をしてみてはいかがでしょうか病院

また、涙で濡れたままにしておくとその部分に皮膚炎が起きる事もあります。
可能な限り、やさしく拭いてあげてください。

顔を触ると怒る子むかっ(怒り)は・・・
トリミングなどで出来るだけその部分の毛を短くしてもらってくださいひらめき
少しでも涙を溜めにくいように、少しでも拭きやすいように。

まだ幼い子の場合は、眼の周りを触る事に慣れてくれるように
普段から触ってあげてくださいね手(パー)
では、改めて橋本先生にバトンタッチします。