更新がおそくなってしまい申し訳ありませんでした
獣医師の智です。
いつのまにか12月に入り、本格的に冬という感じですね
皆さま風邪などはひかれてないでしょうか?
先月はジャーナルクラブ(論文紹介)、学会の参加、症例発表、研究計画発表と盛りだくさんの月でした。
ちょこちょこ休んでいたのはこのためです。
ご迷惑をお掛けしました。
一昨日、今月最後の発表が終わり、やっと一息つくことができた気がします前回、福永先生が書いていたように、今年は僕も学会、発表の秋という感じでした
なので、今回は動物病院の診察以外での活動を少しお話ししたいと思います。
ジャーナルクラブというのは、有名な科学論文(英語)をスライドにして紹介するというもので、大学の研究室の先生方や学生さんたちの前でやっています
今回は犬の皮膚病の原因を調べたら同じようなヒトの皮膚病の原因遺伝子がわかったという内容の論文を発表しました。
症例発表では、有名な先生を1人お招きして、色々な動物病院の先生が自分の病院に来た珍しい病気の子や新しい検査や治療の発表をするということをしています。
集まった先生でそれぞれ意見を出し合い専門の先生にも意見をもらって、今後の診療に生かそうという会です。
ここでも発表させて頂き、大変勉強になりました。
ついでにお招きした先生から風邪も頂きました
(今回お招きした先生は僕が行ってる岐阜大学でのボスです。)
月の中頃には大きな獣医の学会がありました。
そこでは著明な先生方が講演をされていたり、一般の病院の先生方が珍しい病気を発表されていたり、医療機器メーカーや製薬会社が新しい機械や薬を販売していたりします。
全国から、獣医師が集まるので、大学の同級生にも会うことが出来ました。
ちょうど震災があったあの日、東北の大学で診療をされていた先生もいて、当時の大変だったお話を聞きました。
停電でみんな大学に避難して入院の子達と一緒に暖をとったり、しばらく診療ができなかったり、また預かっている子を飼主さんが迎えに来れなくなったり。
手術中に停電したということもあったそうです
関西に住んでいるとあまり意識することはなかったですが、実際に現場にいた人の話を聞くと、震災の怖さを改めて感じました
一昨日、大学での研究経過報告の発表が終わり、これで11月の発表は全部終わった~と思っていたら。
もう12月になっとる
月日が流れるのは早いですね・・・
今年も残すところあと1ヶ月です。
皆さまはやり残したことはないですか?
年の瀬、お忙しいと思いますがお体にはくれぐれもお気を付け下さい
次は風邪とかをひかなそうな、いつも元気で笑顔な西之原先生です