こんにちは獣医師の智です。
今回は皆様にご報告とご挨拶をさせていただきたいと思います。
私は2015年3月22日をもって草津犬猫病院を退職いたしました。
私を指名していただいている方で定期的に来られている方には以前からお伝えしていましたが、このブログで初めて知った方もいるかと思います。
今年の3月で退職することは1年以上前から決めていたことでした。
私は3年前から社会人大学院生として草津犬猫病院で仕事をしている以外の日に岐阜大学に通っています。私はそこで皮膚科・内科の二次診療と、犬の皮膚病の研究を行っています。
大学院に行く目的は2つあり、1つめは獣医師としてさらに高度な知識や技術を身につけることです。これは動物病院の先生(臨床獣医師)として患者さんにより良い医療を提供するためです。
もう1つは犬の皮膚病について研究することで、獣医学の発展に寄与することです。現在でも原因や治療がわかっていない病気がたくさんあり、その中の1つでも病気の原因や治療を新たに見つけ出すことができれば、自分が診ている患者さんだけでなく、いま世界中で困っている患者さんや将来の患者さんのためになると思ったからです。
草津犬猫病院を退職したのは、仕事を続けながらでは大学の研究を終わらせることが難しいと考え、大学院最後の年は研究に集中しようと考えていたからです。
草津犬猫病院に4年半務めさせていただきましたが、長いようで短い4年半でした。
その中で多くの方に出会えたことに感謝しています。
草津犬猫病院の先輩獣医さん、看護士さんたちには本当にお世話になりました。若輩者であり、経験も浅い私はご迷惑もおかけしたと思いますが、皆親切に接してくれて、そのお陰で自分も成長できたと思っています。
後から草津犬猫に来てくれた獣医師さん、看護士さんたちにも大変お世話になりました。先輩としてなにかをしてあげたというより、逆に多くのことを学ばせてもらったと思います。かけがえのない出会いもありました。
そして、私が診察させていただいた患者さん、飼い主さんのお陰で今日まで働くことができたと思っています。かわいくて、時にはなついてくれるワンちゃんネコちゃん、喜んでくれる飼い主さんとの時間に癒されていました。
草津犬猫病院に勤めていた間、私には日課がありました。
仕事から帰った後、仏壇の前で手を合わせ、亡くなった私の家族と、その年に私が診ていて亡くなった患者さんたちを想うことです。そのため、自分がした治療が正しかったか、患者さんと飼い主さんにとって良い最期が迎えられたか省みることができました。
辛いこともありましたが、胸に留めておくことで、すべて私の今後の獣医人生に活きてくると思っています。
最終日の診察後にスタッフのみなさんから、花束と色紙、プレゼントだけでなく激励のお言葉もいただきました。飼い主さんからもお礼のお言葉や励ましのお言葉をいただき、感無量です。
私の夢は将来動物病院を開業し、患者さんと飼い主さんにとってより良い医療を提供することです。
私がいなくなることで、みなさんやスタッフの方々には迷惑をお掛けするかもしれませんが、さらに成長して臨床の世界に戻ってきますので、その時はまたよろしくお願いいたします。
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みなさま、本当にありがとうございました。
秋山 智