こんにちは、獣医師の福永です。
最近、診察にて「眼
」を診させて頂くことも多く、
一生にわたって、2つしかない眼を大事にしてもらいたいなとの思いから
「眼」について少しお話させていただければと思います。
いきなり病気
の話からしても、当てはまらない子も多いかと思いますので、
まずはヒトの眼と違う点について少しだけ。
~ どれくらい見えてるの
~
近いところ、目の前はどれくらい見えているのでしょうか?
若いヒト
の場合、近い場所は10cmくらいから焦点をあわせて見ることができますが、
ワンちゃん
の場合は約100cmの距離が必要のようです。
100cm、すなわち1m。
1m以内のものはあまりはっきり見えていないとされています。
ということは、ドッグフードもおやつも、実ははっきり見えていないようです。
その分はヒトより数千~数億倍も優れている嗅覚が補ってくれているようです。
逆に、ネコちゃん
の場合は15cmくらいまで近くが見えているようで、比較的ヒトに近いようです。
~ 色は見えてるの
~
ワンちゃん
、ネコちゃん
の眼では「赤色」を認識する細胞が非常に少ないようです。
「色」は網膜に存在する錐体細胞という、主に明るい光の下で働く神経細胞により認識されますが、
この錐体細胞の中にもそれぞれ赤、青、緑を司るものがあり、
そのうち赤を司るとされる細胞がほとんどないようです。
つまり、青色と緑色で彩られた世界に住んでいると考えられます。
おもちゃなどは、赤色よりも、青か緑のほうがカラフルに見えているのかもしれませんね![]()
ワンちゃんネコちゃんの眼について、また眼の病気について、
少しずつ詳しいお話もさせてもらえればと思っております。
(今回の参考文献:イラストでみる犬学)
それでは、青木さんにバトンタッチ![]()